わがまま姫♀



りょ、両親!?



それに、なにが嬉しくてコイツの隣に1日中いなきゃなんないのよ?



「桃井さんって、お金の力使って今沢くんを隣にしたんじゃないのー?」

「たち悪ーい」



また女子どもがなんか言ってら…(←※お嬢様)



「それ、ありえるね~」



いや、確実に、絶対に、100%の確率でありえないから安心してほしい。



あの口悪男はと言うと、あたしの隣の人の方に、ドンドン近づいてくる。



ほ、本気なのーっ!?



「悪いんだけど、あっちの席と変わってもらえる?」



もらえない…もらえない…もらえない…もらえない…もらえ…



「いいよ。俺は窓側の方がいいからさ」

「どーも」



てかいうか、あたしの時の態度と違わない?



人を見下すような顔じゃないし、態度もデカくない。



「じゃ、授業始めるぞ~」




え゙…!



1時間目から田中の授業?!




田中の授業とは、



①眠いくて
②ダルくて
③面倒臭い



授業のことである。



この3つがそろって当たり前、だとか思うでしょ?



田中の授業はとてつもなく強烈なんだ…(沈)



あくまで個人的に、ね。



< 17 / 566 >

この作品をシェア

pagetop