わがまま姫♀
あたしまるで、襲われるみたいだよ。
もう、ダメ!?
抵抗しても無駄なの?!
流の顔がすごく近い。
あたしは恥ずかしさから、目を固くつぶった。
準備は出来たっ!
来るなら来い!!
強がっては見るものの、内心かなりドッキドキのバックバク。
でも、もう流の好きなようにやってくれー!(←やけ)
………。
“ゴチンッ”
「いた…っ?!」
な、なにっ!?
目を開くと、意地悪く笑う流がいた。
[バーカ。まじでするか]
ニヤッと笑うと、あたしの耳に口を近づけボソッと呟いた。
[あの写真はばらまかれちゃまずいから、ちょっと我慢しろよ?]
「え、なに…」
“チュッ”
………。