わがまま姫♀



ちゃんと聞こえてるじゃん!



「わ、わかった…!」



あたしのその言葉を確認すると、流はソッと手を離した。



「寝だけ…だからね?」



~~~(恥)



寝るだけとか、だけで十分だっつの!!



それ以上なんてっ(恥)!!



「…前は自分からやってきたのに」

「う、うるさいなぁ(恥)もうその話しはいーのっ」

「ふーん」

「あの、あたしお風呂入って来るからっ!!」



逃げるように部屋を飛び出した。



そして熱い湯船につかる。



ほてった体が、さらに熱くなっていく。




ついにあたしも、添い寝までやっちゃようになってしまった。



だって。



添い寝だよ!?



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