不思議な姫
学校から、10分程の所に家を借りてもらった
正しくは、住まわしてもらってるってのがあってるんだけど
家の持ち主さんは、多忙な人だから
家には、だいたいあたし1人
学校までは、大通りをまっすぐ歩くと一本道になっていてその道を登って行くと
学校につくらしい
聞いた通りに、一本道を登って行くと
見えてきた
今日からあたしが通う学校
さすが、私立のこともありとても綺麗で大きな校舎
此処で学校生活おくるんだとおもうと
なんか気が重い
だからと言って行かないわけに行かないし と思い
校内に足を踏み入れた
今日から始まるんだ
新しい生活が
さてと、理事長室に言って挨拶しようかな
もらった校内案内には、とても大きい理事長室が書かれている
職員室じゃないから、それなりに広いと思っていたけど ・・・
・・「ここまで広いとは思わなかった」
目の前には、無駄に目立つ大きなドア
教室の2倍は、ありそうな広さだ
そんな、ドアにノックをしてドアノブを回しながらドアを開けて中に入った
「失礼します。転校生の高峰 悠里です。
よろしくお願いします」
理事長に言うと彼は、今思い出したよう
ても あぁ、君が異例の転入生か とこちらをみて微笑んでくる
異例の転入生??
えっ⁉︎ 何、転入生ってそんなにいなかったの??
珍しくもないと思うんだけどな
なんて思いながら視線を彷徨わせる
すると理事長は、
「自己紹介が遅れたね。私は、この学校の理事長の上原 和樹です。高峰さんこれからの学校生活楽しんでくださいね」
とニッコリ微笑んでいる
「はい、楽しんで充実した生活にしたいです」
なんて、微笑みながら言ったけど……
実際、そんなつもり更々ない