不思議な姫
翔「何が?」
悠里「翔の弱点。 避けた後、足元ガラ空き、 避けるのが少し遅い。
でも、攻撃かわされたら、すぐに切り替えるスピードは、凄くいいよ。 パンチも重みがあるし、ちゃんと狙っていってる。」
翔「戦いながらよくそこまで観察できるな。」
悠里「ふふっ、まぁね。」
翔「なぁ、悠里。 俺、明日あいつ等と話そうかと思うんだ。」
蹴りつけようって思ったんだ
悠里「翔が良いならそれで良いと思うよ。 」
後悔しないようにちゃんと考えて出た答えに、他人がどうこう言えない。
特にあたしみたいな奴が
翔「悠里、一緒にきてくんないか?」
悠里「翔が良いならね。」
龍王達とは、住む世界が違いすぎる
あんなに純粋な奴らのとこに居ると
息苦しくなるだけ
だから、翔にもすべては、見せられない
信じてもいるけど、踏み込んできて欲しいとは、思わない
他の人より、あたしを知ってる
ただそれだけでいい