【短編】不器用なあたし達の愛の証



「や、ごめん」



「いいってば、謝られた方がむしろ…んっ…」




突然腰を引き寄せられたかと思うと、強引に重ねられた唇。



「ちょっ…、蓮?」



「ごめん、我慢できねえ」




蓮のその一言に、一瞬で赤く染まる顔。




「お腹空いたんじゃないの?」



「今は飯より、お前が欲しい」



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