魔王の花嫁
「陽は いつも こんな感じなの?」




「違う。疲れるんだよ!」




二人で歩く庭




いろんな人が歩いてる
穏やかに見えるのに 危険なんだろうか




「お前の事は 絹から聞いてる。人間だって事も。カンナには気をつけろ!何するか わからない。」





「カンナさん?」




陽は眉間に皺を寄せて 話す





「大人しそうに見えて 裏で何やってるか・・・」






「何で 戯王は アイツを置いとくか わかんねー!」




陽は話しながらも 私の歩くペースに合わせてくれる
優しいんだ





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