魔王の花嫁
血の儀式
私は寝過ぎて 頭がぼーっとしている




私が目覚めると 絹は泣いて喜んだ



感情をあまり出さない絹なのに
私の為に泣いてくれた



それが嬉しくて 私も泣いた





「戯王様が すごく心配してました。すぐに駆けつけて 気を送り続けていました。」



え?



「仕事も手につかなかったようで 何度も見に来ていましたし。」




戯王・・



「多分 仕事が溜まってると思います。」




ありがとう



戯王



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