もう一度君にKISS



ま、でも2ヶ月後には一人暮らしするんだけどね。


転校はしたくないから夏休みの今日から9月30日まで

おじいちゃんとおばあちゃんの家にいるってこと。





「さ、ひまちゃん上がって。
ちゃんとひまちゃんのお部屋準備しといたからね。」



パタパタと動くおばあちゃんの後ろをついて行く。


用意してくれた部屋はちょっとボロいこの家に似合わないくらい綺麗な部屋

ピンクのカーテンがついててすごく可愛い。


期待してなかったから驚いた。


荷物をある程度整えてから
部屋を出て、おばあちゃんがいる茶の間に向かう。



「おばあちゃん?」



ほっこりお茶を飲んでいるおばあちゃんはニコニコ笑いながら振り向く。



「外見てきてもいい?」


「ふふふ、行っておいで。
なーんにも無いけど1箇所だけびっくりするところがあるから見つけてごらん」




.....びっくりするところ?



「どんなところなの?」



そう聞く私におばあちゃんは


「見つけてみれば分かるわよ♪」



なんてニコニコして言うだけだった。











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