もう一度君にKISS
........
って.....
「えぇぇ!?」
彼の発したまさかの事実。
私はいったい何時間寝ていたんだろう...
朝食を食べ終えてすぐここに来たから...
6時間以上は寝ていたってことになる。
驚いている間に、
彼の顔はもう目の前から消えてて。
隣に座って背伸びをしている。
「いやぁ、起きたらびっくりだよな。
寝る前にはいなかったはずのお前が、
隣ですやすや寝息たててんだも」
はははっと笑う彼。
寝顔を見られた恥ずかしさで真っ赤になりながら、体を起こす。
乱れた髪を急いで整え、
ずっと気になっていたことを聞いた。
「な、名前、何ていうの?」