もう一度君にKISS
自分の中で、
長年つっかえていたものが少しなくなっていくのが分かった。
そんな考え、したこともなかった。
ただ人に言われたことをそのまま鵜呑みにして、勝手に落ち込んで。
春が言ったみたいな考えしてたら、
何かもっと変わっていたんじゃないかな.....?
「まあ、ただ俺がポジティブ思考の持ち主なだけかもしんないけど、
夏に生まれたから夏
みたいに名前つけられるよりも、
夏に生まれたのに春
みたいな他とは違うっていいと思うんだよね。
なんか親の愛的なやつ、感じない?」
“愛”
なんてくさい言葉を使ってちょっぴり照れてる春。
今まで特に親に愛されてるって感じたことのない私にとって、
春のそのくさい言葉は胸に響いて。