もう一度君にKISS
three
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それから私は毎日のように、
春に会うため、ひまわり畑に通い続けた。
朝食を食べてすぐに家を出ていくにも関わらず、
春は既に特等席で寝ていて。
「はーるっ!」
と、私が声をかけると目を覚ます。
そして辺りがオレンジ色に染まるまで、
お互いのことを話す、そんな日々が続いた。
話すうちに春のことをたくさん知ることができた。
たとえば
春は私より3つ歳上の18歳、
とか
夏休み前に学校の窓を割ってこないだ反省文を書かせられ、ひまわり畑に来れなかった、
とか
うさぎのナツと毎日一緒に寝る
とか。