溢れるほどの愛を、君に。




「俺……死ぬかもしれねぇの?」



さっきまでバスケしてたのに。


さっきまで普通の生活してたのに。



さっきまで……





「嘘だろ?
俺が病気とか、ありえねぇ……」






ふと、腕に目をやる。




血管にさされた点滴。


白い壁。 白い部屋。 白いベッド。



全部、全部



現実なんだ……



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