溢れるほどの愛を、君に。


結果までは私も知らなかった。

私は後ろに立っている竹内くんを見ると
竹内くんは何かを感じたように口を開いた。



「蓮、勝ったよ

ゴールした瞬間倒れたんだ」



「そっか…

俺、勝てんたんだ…」



聞いた瞬間、涙が止まらなくなった。


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