溢れるほどの愛を、君に。



蓮の手を握り、まっすぐ目を見て言った。



「え……?

結愛、今なん…て?」



蓮が目を丸くして聞き返す。




「結婚しよう、蓮。


私と一緒に、幸せになろ?」




「…結愛、何言ってんのかわかってるのか?


俺は病気で、いつまで生きていられるかわかんないだぞ?」





< 162 / 166 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop