溢れるほどの愛を、君に。



「いいも悪いも、お前勉強しないとやばいじゃん」



「でも、そんなことしてたら蓮の勉強する時間が…」



「それぐらい、大丈夫だから。
俺は補習になって結愛に会えない方が嫌」




もう、いきなりこんなこと言うなんてずるい…





「あ、ありがとう」



恥ずかしくなって少し下を向く。




「いいよ。
ちゃんとお礼はもらうから」






「え!?
私、今そんなにお金ないよ…」





とっさに上を向く。








< 18 / 166 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop