溢れるほどの愛を、君に。





「なんで!?
私、蓮の彼女だよね!?
どうして私には言えないのに藍さんには言えるの!?
藍さんはいったい蓮の何?
私は本当に蓮の彼女?

私、二週間に一回ぐらい、月曜日に蓮がどっか行ってるの知ってるよ?
いつも用事だって言ってるけど、藍さんと会ってるの!?」





私は、今まで溜め込んできたものを全部吐き出した。



言ってるうちに、どんどん蓮がぼやけていく。

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