出会いは偶然じゃなくて運命
山本家と平川家の両親達で話が盛り上がってたので、子供たちはもくもくとご飯を食べていた。
『綾。匡くんは大丈夫なの?』
みんなからの視線。
「お昼食べてるだけだし…大丈夫だと思う!」
『まー。昼くらいな。』
ちょっと苦笑いをする先輩。
『お姉ちゃん。カレシってひどいやつ?』
「博也、ひどいやつじゃないよ!」
『ひっでーやつだぞ!博也、後で退治しに行かなきゃなっ!』
「ちょっとお兄ちゃんっ!やめてよ!」
『うん!お姉ちゃんいじめるやつは俺が退治するぅ!』
うぅ。博也。お姉ちゃん嬉しいけど、退治しなくて大丈夫だから!
『ほんと、毎日のように騒がしい兄妹だな。』
『ほんとですよねー。でも、小学校の時もこんな感じでしたよ?』
『まじか。大変だったね、のんちゃん。』
何故か盛り上がってるのんちゃんと先輩