出会いは偶然じゃなくて運命


『ふーん。別に進展はなかったんだねー。つまんなーい。』

いや、一緒に来ただけだからね?

前を裕翔と匡くん、後ろを私とのんちゃんで歩いている時に朝のことを話した。

ただたわいもない話をしながら電車乗って来ただけだから、そんなに話しすることもなかったけど。

『最初何乗るー?』

そりゃやっぱり


『「ジェットコースター!!」』

お決まりでしょ♪


『グッパーして2人1組に別れよう!2人乗りでしょ?ここのジェットコースター。』

のんちゃんと意見でグッパーすることになり、なななななななんと私は…


なんてことはなく、
裕翔とペアになりました。

『げー。綾かよ。横でキャーキャー絶対うるさいだろ。』

「うるさいなー。そんなこと言って裕翔のほうがうるさかったりしてー」

お決まりの裕翔との言い合い。

『ほんと、2人仲良いよな。』

と匡くん。

「そ、そんなことないよー!」

『そうかー?綾、喜べよ。俺たち褒められたぞ?』

「素直に喜んでんじゃないよ!」

ははは。と笑うのんちゃんと匡くん。

もー。裕翔と仲良くしたいんじゃないのに!

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