出会いは偶然じゃなくて運命


ジェットコースターに乗り、日頃のストレスを叫び声にかえて、おりてきました。
『やっぱり綾の声うるせー!』

「何言ってんの!裕翔も十分うるさかったから!」

『叫んだし、喉かわいただろうから俺、飲み物買ってくるよ。』

なんて気の利く人なの、匡くん…


『あ、じゃあ俺も行く!待ってて。』


「『はーい。』」

『ね、綾。』

「うん?なーに。」

『匡くんって、綾のこと好きにかも』

「へっ⁉どうしてっ⁉」

『裕翔と2人でじゃれ合ってるの見てた匡くんがさ、なんか悲しそうな顔したの。あれは、ちょっと寂しいそうな顔って言うべきかな?綾な裕翔と仲良くするの見て、寂しいんじゃない?脈ありだよ!絶対!』

「そんなことないよー。匡くん、裕翔仲良いから私に取られちゃったって思ってるのかもよ?」

『もー!少しは期待しなよー。』

したいよ。
いや、今の話を聞いたらしちゃうよ。

でも、怖いじゃん。
期待したけど違った時がさ。


「期待はしない!でも、のんちゃんありがとう!やっぱり嬉しいよ、そういう話っ♪」

『ま、頑張りなよ?応援してるっ♪』

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