出会いは偶然じゃなくて運命


2人が戻ってきてから、アトラクション巡り再開。


たくさん楽しんで楽しんで…


でも…


「いやだー!泣」


『おいー!入ろうぜ!綾。』


絶対嫌だ!

どうして、遊園地まで来てお化け屋敷なのよー!!!


『綾、諦めなよ。』

のんちゃん⁉どうして平気そうなの⁉

『じゃあ、裕翔は私と入ろう?』

『おおー!いいぜー!』


ちょ、のんちゃん!
私は匡くんと⁉
それはまずいって!泣

『じゃあ、綾ちゃん行こうか。』

ぐすっ

匡くんに言われたら断われないじゃないかー!泣

中に入ると

真っ暗…

うぅ。怖いよ…

『綾ちゃん。』

「うぇ?なにっ!どうしたの?」

『いや(笑)そんなに怖がんないで(笑)綾ちゃん転びそうだから、ほら。』

そう言って手を


手を


手を


握ってきたのでした。



「え。え?匡くん?」


ドキドキドキドキドキドキドキドキ


私、心臓動きすぎて止まるんじゃないかな。ってくらい心臓がドキドキしてる。


『やだった?』

「い、いや、やじゃ…ない…です。照」

神様。
仏様。


私はこのままずっとここにいた…


いた…

いたくないです泣

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