出会いは偶然じゃなくて運命
家に帰ってきて、お風呂に入りひと段落着いて、ベットでゴロゴロしてたらお兄ちゃんが部屋に入ってきた。
「なによー。ノックしてって言ってるじゃない!」
『お前、付き合ってる奴いんの?』
「え⁉な、なんで!」
『や、別に?で、どうなんだよ?』
「き、今日付き合うことになった…照」
『ガキがさかってんじゃねーよ。』
「な、なによ!自分から聞いといて!」
『ほんとなのっ⁉綾!彼氏できたの?そう君は⁉』
「うわ、お母さんもいたの?颯太先輩は関係ないじゃん!私は私の恋愛を楽しむのー!」
『中1で恋愛語んじゃねーよ。』
『そっか…残念だなー。ま、綾も恋愛してたのね。なら楽しみなさいねっ♪』
『ちっ。』
「なんであんなに不機嫌なの?お兄ちゃんは。」
『可愛い、大事な妹に彼氏ができてヤキモチ妬いてるのよん♪』
「可愛いがられたことないけど。」
『それがお兄ちゃんなのよっ♪お父さんそっくり♡』
なんだそれ。
ブーブー
携帯が鳴る。
『彼氏くん?ね。今度お母さんに紹介してねっ♪』
お母さん、なんか楽しそう(笑)
「わかったよ!もー部屋から出てよー」
お母さんを追い出し、メールを見ると