出会いは偶然じゃなくて運命


家に帰ってきて、お風呂に入りひと段落着いて、ベットでゴロゴロしてたらお兄ちゃんが部屋に入ってきた。

「なによー。ノックしてって言ってるじゃない!」

『お前、付き合ってる奴いんの?』

「え⁉な、なんで!」

『や、別に?で、どうなんだよ?』

「き、今日付き合うことになった…照」

『ガキがさかってんじゃねーよ。』

「な、なによ!自分から聞いといて!」


『ほんとなのっ⁉綾!彼氏できたの?そう君は⁉』

「うわ、お母さんもいたの?颯太先輩は関係ないじゃん!私は私の恋愛を楽しむのー!」

『中1で恋愛語んじゃねーよ。』

『そっか…残念だなー。ま、綾も恋愛してたのね。なら楽しみなさいねっ♪』

『ちっ。』

「なんであんなに不機嫌なの?お兄ちゃんは。」


『可愛い、大事な妹に彼氏ができてヤキモチ妬いてるのよん♪』

「可愛いがられたことないけど。」

『それがお兄ちゃんなのよっ♪お父さんそっくり♡』

なんだそれ。

ブーブー


携帯が鳴る。

『彼氏くん?ね。今度お母さんに紹介してねっ♪』

お母さん、なんか楽しそう(笑)

「わかったよ!もー部屋から出てよー」

お母さんを追い出し、メールを見ると
< 38 / 135 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop