出会いは偶然じゃなくて運命
バカブスは余計だけど。
『ほんと、博音くんに愛されてるよね、綾は!』
「愛されてないし!ブスって言われたもん。」
『それより綾?その右頬について詳しく聞かせなさい。』
やっぱり、そうくるよね?
「はい…」
私はさっきのことをのんちゃんに話した
『なにそれっ!なんでそんなことされて綾は付き合ってられるの⁉』
「でも…やっぱり好きなんだよ…」
『今日手を出されて、明日出されないって保証はないんだよ?』
「別れたくない…」
『綾…。わかった…。そんなに好きなんだね。でも、これだけは約束して。何かされたらちゃんと私に言って。わかった?』
「うん。わかった。ごめんね、いつもいつも。ありがとう、のんちゃん。」
『頼りたい時は絶対頼って。それじゃ、綾の友達やってる意味がないよ。綾の悲しんでる姿とか絶対見たくないから。』
「のんちゃん…ぐすっ、ありがとう」
私は本当にいい親友を持ったな