出会いは偶然じゃなくて運命

最初は気にしてなかったけど、だんだんと避けられてるのがわかって傷ついた。

でも、なんで避けてたのかわかった。

ある日の放課後、友達とサッカーをしてから帰る時に、その日の宿題を忘れた事に気がついた俺は、友達に先に帰ってもらうように言って教室に行ったんだ。

教室からは声がした。


『ねぇ、まだ仲よくしてんの?』

『いい加減、近づくのやめてよ。』

『私たちが颯太君と遊びたいのに取られるから遊べなーい。つまんないなー』

…俺?

教室を覗いてみると、女子たち囲まれた好きな奴がいた。

泣いてた。

この時気づいた。

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