出会いは偶然じゃなくて運命


恋か…

楽しそうに歩いて行く2人を見て思った。

博音がこの状況を知ったらどうなるんだろうか…


くっ


プルルル
プルルル
ガチャ

『なんだよ?』

「おー。博音ー。大ニュース♪」

『んだよ、こんな朝から』

「今、お前の妹に会いました。さぁ、問題です。誰といたでしょうかっ?」


あー。腹抱えて笑いてー

『あぁ?のんちゃんじゃねーの?』


ぶっ!!!

「ぶっぶー!」

『…1人か?あいつ、1人とか危ねーじゃん。』


ぶっ!!!

「それもはずれー!」


『あぁ?じゃ、誰といたんだよ?』


「俺のサッカークラブの後輩だった、鵜川匡って奴といたんだよん!なんか良い雰囲気だったなー♪彼氏なんじゃね?」

『…』


ぶっはははは!!!

黙っちゃったよ!


「おーい?博音くーん?」

『なんだよ』

不機嫌MAX!笑

「大丈夫だよ。付き合ってねーって言ってた。」

『お前、面白がってんだろ。』

「別に〜♪」

『ちっ。暇じゃねーんだ、切るぞ』

切りやがった。

あの、博音が…
慌ててる!
あぁ、お腹痛ー!
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