出会いは偶然じゃなくて運命
俺があの2人を見てから、すぐの土曜日
めかしこんで、マンションの下にいる綾を見かけた。
ふざけてデートか聞いたら、今度は真面目にデートだと言ってきた。
相手を聞こうとしたら
匡がきた。
まさか、ほんとに付き合うとは。
俺はこの後博音と会う約束があったけど、俺もデートだと言っておいた。
ま、間違ってないだろ?
すごく楽しそうな2人。幸せそうな綾…
博音。可哀想に。
博音が来てから俺は教えてやった。
「今日、妹デートだってな?」
『デートっ⁉』
いちいち反応が面白いんだよ、お前は。
「なんだ、反対なの?2人のこと?」
『別に反対とかじゃねーよ。』
「心配なのね。」
『…うっせー。』
綾は知らないんだろうな、こんな博音。