出会いは偶然じゃなくて運命


『博音って、甘い物好きだったっけ?』

女たちが話してた。

確かに。

あいつ、甘い物嫌いだったよなー。

ま、いいや。

教室に戻ってきた博音は、落ち込んではないけど、考え事をしてるように見えた。

まったく、忙しいやつだな。

あいつの悩みっつったら綾しかねーだろうけど。
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