出会いは偶然じゃなくて運命


『綾ー!』

呼ばれたほうを振り返ると、

「お母さんっ!見てたー?」

お母さんだった。横にはお父さんと博也も。

『見てたわよー!さすがね!』
『お姉とのんちゃん、すごかったよー』

博也が手を振りながら言ってくれた。

もー!可愛いんだからー!

『こんにちは!』
のんちゃんがお母さんたちに挨拶をした。

『こんにちは!のんちゃんも頑張ってたね♪今日は、お母さん来てるの?』

『はい!でも、仕事があるのでお昼には帰っちゃうんです。』

『あら。そうなの?じゃ、お昼一緒に食べましょう?そう君家も一緒に食べる予定だし。人数が多いほうが楽しいわ♪』

ん?

今、そう君って言った?

…だい
大丈夫だよね?
匡怒らないよね?
のんちゃんいるし、大丈夫だよね。

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