幼馴染の甘くない愛情Ⅱ




そして放課後。



「瑠奈、帰るぞ」



クラスまで迎えに来た大雅。


大雅が迎えに来るのは
いつものこと。



「た、大雅?」

「あ?」



いつもと違うのは…



「なんで戸田君がいるの?」

「は?」



あたしがそう聞くと
大雅も眉を寄せて振り返る。


そこにいるのは
笑顔を浮かべた戸田君だった。





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