幼馴染の甘くない愛情Ⅱ





「るーなちゃん」




ケータイを閉じた瞬間背後から聞こえた声。




「……あ」

「久しぶり、やっと2人になれた」




そう言って笑う彼になんとなく



嫌な予感がした。




「…戸田君」



大雅は今日風邪で休み。




明菜も拓篤も今はいない。


亮はまだ来てないし…




「ちょっと、場所変えない?」

「…ど、うして?」

「ここじゃ人も多いし」

「…分かった」




何を言われるんだろう…


戸田君はなんかいつもと
雰囲気が違うし…






< 39 / 70 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop