youth!!
「明日香‥」
「海。今答えなくていいから。ちょっとゆっくり考えてみて?」
俺はそれには答えない。
気がつけば彼女の家の前だった。
明日香をゆっくりおろす。
「ついたよ。大丈夫?」
「大丈夫‥」
といいながらもやっぱり痛そうだ。
「明日はちゃんと病院行きな。」
「うん。」
「じゃあ‥」
「海。さっきの‥考えておいて‥」
「お大事に。じゃあね。」
俺は明日香の言葉を遮った。
とにかく早くここから立ち去りたかった。