youth!!


夜、山田さんと美保はベッド。
そのしたに布団をしいて眠るるりちゃんと私。

皆‥まだ起きてるかな??

「皆‥ありがとね。」
そうつぶやく。

「うん。楽しかった。
「こちらこそありがとう。」
「うん。」

全員から返事が返ってきた。

なんか‥海くんのことも忘れてたな‥

今なら、皆に冷静に話せる。気がする‥

「あ‥のね‥私海くんともうダメかも。」

「どうした?」

私は今日までのことを皆に話す。
雪村さんと会ったこと。
雪村さんはまだ海くんのことが好きなこと。
怪我をした彼女のところに海くんを行かせてしまったこと。
そして‥2人が抱き合ってたのをみてしまったこと。

一通り話し終えると、皆黙ってる。

「ごめん!そんなに重くなんなくていいのにっ‥」
「夏海!それ1人で抱えこんでたの?」

「え?ん‥まぁ‥」

「夏海が言いたくなさそうだったから聞かなかったけど‥そんなに大変なこと、1人で抱えこまないでよ。」
「話きくことしかできないけど‥」
「でも少しは楽になるかもよ‥?」

皆、ありがとう‥
ほんとに好き。

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