youth!!


その日、家に帰ると、なにやら母が忙しそうにしていた。

「どうしたの‥?」
「これから町内会で‥ご飯置いといたからー。」


「待って!私も連れてって!」


というわけで町内会についてきた私。
もちろんお祭りの件をつたえるためだ。

皆に屋台のお願いをするんだ!
広報だもん。

一通り話が終わる‥
「では、他になにもなければ今日はこれで‥」

「はい!あります!」

皆ざわつく。
私は立ち上がってお祭りを復活させようとしていること。
屋台の出店をお願いしたいこと、などを伝えた。

話し終わって一息つく。
びっくりするくらい静かだ‥やっぱダメかな?

と、次の瞬間。
歓声と拍手がおこる。
「いいぞ!なっちゃん!」
「ひゅーっ!」
「やってやらぁ!」



おぉー!予想以上の手応え。
< 42 / 135 >

この作品をシェア

pagetop