youth!!


「それは‥」
口ごもる私。

ここでまた山田さん登場。
「だーかーらー、余計なお世話なんだよ。お節介ばばあ。」

「いや、お節介ばばーズでしょ?」
美保がそう付け足すと周りの野次馬からもくすくすと笑いがおきる。

「なにがっ‥!」
相手の女子たちは顔を真っ赤にして怒っている。

「人の勉強の心配までする余裕あるんですかぁ?夏休みにちょいとお祭り楽しむ余裕もないくせに。」

「私たちは、勉強もお祭り実行委員もどっちも頑張ってるもんねー?」
そう言って私に同意を求めてくる美保。

「は?あたし勉強なんかしてないし‥」
「馬鹿!空気読んで頷けよ!」
「あ、ごめんごめん‥」

私は苦笑いする。

周りの野次馬からもまたくすくすと笑い声がきこえてくる。

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