youth!!
「ってごめん!なっちゃんに言うことじゃないよな!」
「ううん!できれば海くんのこともっと知りたいし私なんかでよければ話してほしい‥でも、ゆっくり‥話したい時がきたらで、いいよ。」
私はつっかえながら思いを話す。
「ん。‥ありがと。」
海くんが後ろで頷くのがわかる。
「そろそろ帰る?」
私は海くんに尋ねる。
返事はない。
「海くん?」
「もうちょい‥一緒にいたい」
海くんが小さく呟く。
「あ‥うん。そだね。いいよ。」
それからたわいもない話をして
時間をつぶした。
1時間くらいそうしていただろうか。
母からの心配のメールがきたので私たちはそれぞれ家に帰った。