youth!!
私はびっくりして目も開けたまま。
「海くんっ!」
私はまた横に飛び退く。
「なっちゃんが可愛いかったからつい‥」
そう言って笑う。
「不意打ちとか!ずるい!」
私はなんだかもう訳がわからなくなってしまって声を荒げる。
「‥じゃあ、不意打ちじゃないなら平気なの?」
海くんが意地悪っぽく笑う。
「え‥」
「目、閉じて。キスするから。」
「海くん!?」
私はまた準備もしないうちに口を塞がれた。
そして海くんが私から離れる。
「海くんってこんな人だったっけ‥?」
「さぁ?」
「なんか、今日意地悪だね!」
「いや?」