俺様彼氏と女王様。
捨てネコみたいな目をしてる日向がたまらなく可愛くて、離れるのやめようかと思ってしまった。



「ウソだからな!?寧音がデカくなんのは嬉しいし!!」

「でも予定では3週間だよ!?」

「うん。俺、浮気しないで待ってる!!」



子供みたいな笑顔であたしを見つめる日向にまた胸キュンしてしまった…。



お店のオープンは夏休み開け。



あたしは一応バイトメンバーの一人。



空いてる時間にちょっとやるだけだけどね?



「来週の金曜にスタッフ集めてデモンストレーションやるから寧音は参加できんの?」

「夜ならね?」

「じゃあ夜に来いな?俺は日中からいるから。」



内装は既に完璧なお店でバイトさん達の成果を見るみたいだ。



こんなサービス業未経験者の若僧がオーナーで大丈夫なんだろうか…。



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