俺様彼氏と女王様。
キッチンに行くとオーナー代理の柊太がバイトをお叱りの様子…。



コイツも蓮司系か…。



「そんなんカリカリしなさんな…。」

「年下だからって俺がナメられるわけにはいかねぇの!!最初が肝心って言うだろ。」

「そうだねオーナー代理。それよりさ、華衣チャンは大丈夫なの?すげぇ寂しがってたよ?」



まさか店のスタッフの前で『先生』とは言えないよな…。



「ダメ…。何も言わなかったらすげぇキレられた…。」

「呼べば?部屋ならあそこ使っていいから。」



俺が作った部屋は柊太が密会するのにも持って来いの場所だと思う。



俺ってやっぱり優しいんだな…。



「それなら誰もいなくなった夜中に呼ぶ。」

「仲直りエッチはやめてね?」



あそこは俺と寧音の秘密の…。



ぬはははは!!



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