俺様彼氏と女王様。
お店にいるバイト君達は皆着てるの。



でも何にも感じない。



日向の制服だけ光り輝いてるのはナゼ!?



「これ、頑張れケーキ!!」



日向に渡された小さいピンク色のカワイイケーキ。



キレイにデコレーションされてて、上にはイチゴが乗ってた。



「千田さんに教えてもらって俺が作ったの!!」

「日向が!?」

「うん!!明日から仕事だから頑張れるように?」



日向がケーキ…。



有り得ない!!



嬉しくて死にそう…。



「じゃ、試食会しま~す。ありがと千田さん!!」

「えっ!?どこ行くの!?」

「特別室?」



その王子スマイルで首傾げんのやめて!!



何でも言う事聞いちゃいそう…。



お皿に乗ったケーキとフォークを持った日向はキッチンを出てオーナー専用部屋に入って行った。



あたしも中に入ると大きな真っ赤なソファが置かれてた。



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