俺様彼氏と女王様。
日向はあたしの口の中から指を抜いてもう一回生クリームをすくって自分で食べた。



「すげぇ!!まともな味!!」



そしてフォークで残りのケーキを食べさせてくれた。



ドキドキが止まりません…。



「お会計は?」

「お金取るの!?」

「3億円です。」

「払えません…。」

「じゃ、身体でチャラにして差し上げま~す。」



日向はあたしの頭に手をやってキスをしてきた。



オーナー…。



「セクハラです…。」

「訴えるなら訴えな?俺は合意の上でするつもりだけどね?」



もうダメ。



今日の日向は卑怯だ。



マズその制服。



そしてケーキ。



流されちゃうじゃん…。



「この部屋だけ防音。」

「オーナーエロい事しか頭にないの!?」

「ないね。」



それでも日向を好きなあたしってもっとエロい?



それでもいいや。



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