俺様彼氏と女王様。
柊太と向かったレジェには慎也がいた。



「早っ!!」

「泊まりましたから。」

「マジか!?どこに寝たんだよ!!」

「オーナー部屋のソファ。」

「俺の聖域に入りやがって…。」

「寝心地最高でしたよ。」



慎也の家はここから結構離れてるから帰るのがめんどくさかったらしい。



慎也の車に置いてあった布団がソファに畳まれてた。



ここに住み着きそうだな…。



「オーナー、ここにシャワールームあったら最高だと思いません?」



やっぱり住もうとしてる!!



でもそしたら防犯面とかで困らないかもしれない…。



いや、ダメダメ!!



俺の部屋が慎也の部屋になっちまう。



「シャワーなんか付けねぇから…。それより風呂はどうしたんだ!?」

「入りましたよ。夜勤務の斎藤さんちで。この近くに住んでるんですよ。」



風呂入って何したの!?



斎藤さん!?



あの色っぽいフリーターか!?



慎也って真面目そうなのに…。


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