俺様彼氏と女王様。
細い身体を抱きしめると、背中に腕を回してきた寧音は軽く俺にキスをした。



結構キテんね。



寧音からキスするなんてまずナイ。



「どうした?」

「どうもしないよ…。オヤスミ。」

「オヤスミ。」



あと少しで俺の勝ちだな!!



次の日は俺の方が先に起きてしまったので殴られずに済んだ。



どうやって起こそうか…。



考えた末に、俺は寧音の服の中に手を入れて触りまくりだ。



何か俺が堪えられなくなりそう…。



「ヒナ…。何なの朝から…。」

「起きた?学校行く時間。」

「えっ!?ウソ!?遅刻!?」

「あい、たっぷり寝たらしい。」



完璧に遅刻してしまった俺達は、学校行く気ナシ。



仕事の時間までデートだ。



「あ、そう言えば今日だよな!?」

「うん。本屋さん行く!!」



寧音の写真集の売れ行きをチェックしに本屋に向かった。



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