俺様彼氏と女王様。
家では毎日会ってるけど、めったに仕事の話しはしないんだ。



「ところでNene、お前にオファー。」

「なんの!?」

「俺が今作ってるジュエリーのモデル。」



嬉しくて泣きそう…。



蓮さんのブランドは滅多な事じゃないかぎりモデルはかえないし、今は自分でモデルをしてるくらい。



信じられない…。



「やんのかやんねぇのか。」

「やるに決まってるじゃないですか…。」

「何泣いてんだよ…。」

「だって…。」



こんなに光栄な事はないよ。



きっとこれは頑張ったあたしへのご褒美だ。



「抱き着いていい?」

「キモイからやめろ。」



蓮さんありがとう…。



あたし、もっといっぱい頑張るね!!



「メンズには日向を使おうと思ってる。」

「ウソっ!?日向も!?」

「もう俺は潮時。これからはアイツの時代だ。」



蓮さんが日向を対等に見てる…。



それだけ日向は凄い場所にいるんだ…。



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