俺様彼氏と女王様。
俺が謝んなかったらどうなる?



まさか別れるなんて言いださねぇよな…。



いや、それはニーナさんの時で学習してるはずだ。



そんな事を考えてたら俺のポケットが震えた。



濡れてる手を拭いてから携帯を開くと寧音からの返信。



「日向~!!」



柊太が俺を読んだ。



急に呼ばれて焦った俺は携帯を…。



「ぬあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

「どうした!?」

「け…けい…携帯…。」



食器と一緒にガンガン水が出てるシンクの中に沈んだ…。



初めての水没…。



寧々からのメール…。



「柊太~!!どうしてくれんだよ!!俺の携帯!!寧音からのメール!!」

「しらねぇよ!!仕事中に携帯何か触ってる方が悪いだろ!!」

「マジありえねぇ!!どうすんのこれ?」

「シリカゲルの中にでもぶち込め。」



シリカゲルって何?



って言うかマジでどうしよう…。



このままだとケンカしたまま…。



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