俺様彼氏と女王様。
【日向】



寧音の部屋に来た同じクラスの男達に酒を飲ませまくる。



寧音の部屋来たのが悪い。



「日向も飲め~。」

「じゃ、炭酸とレモンと焼酎割って。薄くね?」

「薄くな?」



そう言って渡された酒は濃い!!



むしろ割られてねぇ!!



「今日はとことん語り合おうか。」

「マジで!?ってかお前誰!?」

「名前知らねぇの!?神谷だよ神谷!!」



飲ませるつもりが飲まされて…。



さっきの酒も残ってるのに。



「ヒナ?大丈夫?」

「ダメ…。だって寧音が可愛く見える。やべぇマジカワイイ~。」

「ちょっとヒナ!?皆の前で何言ってんの!!」

「別によくね?寧音彼女だし。恥ずかしがってんじゃねぇよ。」



マジカワイイなぁ…。



このまま押し倒してヤっちまうか?



「日向って酔うと口調が違う…。」

「ん!?あぁ、これが素だ。誰にも言うなよ。言ったら社会的に殺す。」



めんどくせぇから暴露してやった。



人少ないしいいだろ。



< 248 / 712 >

この作品をシェア

pagetop