俺様彼氏と女王様。
蓮司にビールを出したら隣に座れとの指示が出た。



座ってみた。



「この店俺にくれ。」

「やんないですよ。かなり黒字だし。なんならバイトで雇いましょうか?」

「バカ言うなよ。何かいいよな~この店。客層がイイ。」



俺が作り上げたものが悪いわけがない。



最近は固定客が多くなってて、少しだけ常連さんの名前も覚えた。



何故か集まるのは音楽関係の人が多い。



若者ばっかりだけど。



「あっ!!蓮さんって学祭で何した!?」

「俺!?俺はたしかモテ男改造計画と、モデル体験で来た人と写真撮った。」

「成功!?」

「完璧に。」



パクっかな…。



でも改造出来る腕はあるんだろうか…。



「あれがいい、寧音のメイドカフェ。」

「寧音が『ご主人様~』何て言うタイプだと思います!?」

「ははっ!!そこを何とかやらせんだろ!!マジ萌え~!!」



確かにマジ萌えるわ。



ってか寧音メイド…。



やらせてぇ!!



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