俺様彼氏と女王様。
コスプレって言ったら琉伊だろ!!



「琉伊!!ちょっと!!」

「はい!?」



琉伊も蓮司の隣に座って秘密の会議だ。



まず、どうやって寧音をメイドにするか。



「ブタもおだてりゃ何とか作戦。」

「寧音はブタじゃない。どっちかって言うとネコ。」

「んな事どうでもイイ。着せておだてろ。」

「了解です!!メイド服調達は琉伊の役目な!?」



コスと聞いただけで琉伊はやる気満々だ。



さて、仕事しながら寧音メイドを妄想しようじゃないか!!



「日向、俺らは何?やつぱ執事?」

「もちろんですお嬢様。」

「日向絶対執事ハマる~!!」



俺はどうでもいいんだ。



寧音が『ご主人様』って言うなら!!



「日向、何話してたの?」

「ん?学祭、メイドカフェだ。」

「あたしメイドなんてやんないよ!?」

「まぁいいから、衣装の用意が出来たら着るだけ着てみてよ。」



寧音は全くといっていい程やる気が出てなかった。



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