俺様彼氏と女王様。
お風呂上がりの日向に早速執事服を手渡した。



「はぁ!?」

「着なさいよ。」

「何様だよ。」

「お嬢様?」

「着ねぇよ。」



えぇぇぇぇ…。



見たいのにぃ~…。



「着てくれたら何でも言うこと聞いちゃう!!」

「じゃ、着る。」



単純だわ…。



数分後に着替えが終わった日向。



あたしは布団にもぐって準備万端!!



「着替えた。」



日向の声で勢いよく布団から飛び出ると…。



ヤバイよヤバイよ…。



かなりキテるね…。



灰色の執事服が!!



「お嬢様?どうしました?」



ハマりすぎ!!



執事より王子だけど、それは今は関係ない。



「顔熱い…。」

「熱でもあるんですか?」

「もうヤメテ…。心臓に悪い…。早く脱いでよ…。」

「それは誘ってると取っていいんですか?」



その敬語ヤメテ~!!



日向萌え…。



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