俺様彼氏と女王様。
それからも『寧音チャンは!?』と、数人に聞かれ、俺は内心イライラ。



「日向、休憩チェンジだよ!?」

「イヤ、寧音をこのサバンナに置き去りにはできねぇ。だから休憩いらん。」

「お腹空かないの!?」

「じゃあ…。寧音も来い!!」



こっそり寧音を連れ出して俺の部屋に入った。



味なんかわからない程の勢いで伊藤さんが作ったメシを食った。



「寧音、俺心配…。」

「あたしも心配…。」

「寧音は俺んだし!!」

「日向だってあたしのだもん!!」



そう言ってギュッと抱き合った。



寧音は俺のだから誰にもやんない!!



「ヒナ君キスして…。」

「了解。」



寧音からのおねだりにキスをした。



ホッとする瞬間だ…。



「オー…ナー…。」

「何?」

「イチャってんじゃねぇよ!!」

「うるせぇ琉伊!!邪魔すんな!!」

「石田社長が来たってよ!!」



もうヤダ!!



こんなパーティ二度としたくねぇ!!



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