俺様彼氏と女王様。
そうだよな…。



今回は寧音もいるんだ。



俺一人の戦いじゃない。



「ぶっちゃけ…俺怖い。」

「そんなのあたしも同じ。でも…日向と一緒ならどこまでも行けそうな気がする。」

「寧音…。」

「連れてってくれるんでしょ?てっぺんに。」



そうだ…。



俺は寧音を連れてくんだ。



「そうだな!!こんなんで情けねぇ事言ってらんねぇよな!!」

「うん!!日向は凄いんだから!!大丈夫!!って事で、寝ようか?」

「おぅ!!」



そう言って寧音とまたベッドに入った。



でもやっぱり不安は付き纏うわけで…。



寧音が寝たのを確認してから明日のイメトレに励んだ。



「日向~。行くよ!!」

「うぃ~。」



今日も頑張る。



この撮影だけは何があってもやり遂げて、最高の俺達を世界中に見せてやるんだ。



見てろよタイシ!!



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